地味だけどルーティーンは確かな健康管理

人の身体はどこを切っても血が出ます。

それは血が通っていない場所がないからです。

血が通うには血管があるということ…

今日は毛細血管についてのお話です。

毛細血管は文字通り髪の毛のように細い血管、実際は髪の毛の10分の1ほどだそうです。

その極細の管の中に血が流れているなんて…ちょっと想像しにくいです。

毛細血管は動脈と静脈の間に存在している血管で自己主張の強い動脈や静脈に比べると存在感がかなり薄い感じです。

でも、役割的にはかなり重要で全身の細胞に血液の中の酸素や栄養素を届ける生命活動の根幹を担っています。たとえるなら動脈や静脈が高速道路なら毛細血管は一般道といったところでしょうか…

一般道がなければamazonからの荷物が自宅に届かないので困ります。

存在感の薄い毛細血管ですが、その働きが悪くなると人体にいろいろ深刻な症状を生み出すようです。

毛細血管の主な働きを上げると

  1. 酸素を届け、二酸化炭素を回収
  2. 栄養素を届け、老廃物を回収
  3. 免疫物質を派遣、自ら援護
  4. ホルモンを運び情報を伝達
  5. 体温調節

要は毛細血管で運ばれた血液によって身体の細部まで健康管理をしているわけです。

身体の隅々まで血液が循環するために毛細血管は体内に張り巡らされているのです。

加齢とともに血管が劣化していくのは仕方のないことですが、毛細血管も同じように衰えます。

動脈硬化のように血管自体が柔軟性を失ったりプラークによる血栓が致命的な病状を引き起こすイメージとは少し違いますが、毛細血管は血管自体が役に立たなくなり(ゴースト血管というそうです)血が通わなくなった毛細血管はやがて脱落していきます。

健康な毛細血管の内皮細胞は1000日くらいで新しい細胞に入れ替わり体内をリカバリーしていくようですが、40代以降は新陳代謝されることなく死んでいく細胞が徐々に増えていき、60代では毛細血管の数が4割も減るのだそうです。

動脈や静脈は年を重ねても数は変わりませんが、毛細血管は加齢とともに減ってしまうという事実にできることは早めに手を打って身体の老化を少しでも遅らせたいものです。

糖尿病という現代成人病の代表的な病があります。

膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの量が不足したり、働きが悪くなったりして起こります。

インスリンは飲食で摂取した糖を全身の細胞に取り込むために必要なホルモンで、作用が低下すると血液中の糖分が過剰になります(高血糖)

高血糖状態が長く続くと全身の毛細血管を流れる血液も糖の濃度が高いということになります。

つまり毛細血管の中で糖がうまく代謝されず内皮細胞が傷つき、進行すれば様々な臓器で毛細血管が機能を果たせなくなります。

たとえば、腎臓では毛細血管が絡み合った糸球体という場所で血液をろ過して老廃物を尿として排泄します。その毛細血管が糖によってダメージを受けたら身体にとって害になる老廃物を排泄できなくなり腎不全で透析を受けなければならなくなります。

目の奥にある網膜には光や色を感知する神経細胞が詰まっていてその中に無数の毛細血管が張り巡らされています。その毛細血管も高血糖によってダメージを受けると最悪失明にもなりかねません。

糖尿病で頻度の高い病変が神経障害といわれています。

全身にくまなく張り巡らせれている末梢神経には栄養や酸素を供給する毛細血管が網の目のように絡みついて並走しています。毛細血管が高血糖のダメージを受けると直接影響が神経細胞にも及びます。

手足にしびれや痛みが現れたり、虫が這っているような知覚異常、筋肉に力が入りずらくなったり、自律神経に障害が出て立ち眩みや胃腸障害などの全身に様々な不具合が起き、最悪感覚自体が鈍くなり小さな傷から細菌に感染し細胞が壊死し壊疽から切断というケースもあります。

このように糖尿病はある意味毛細血管の病気とも考えられます。

糖尿病に限らず、全身の様々な箇所に毛細血管は存在するので身体トラブルの可能性は無限にあります。

ただ困ったことに毛細血管の不具合は自覚症状を感じにくいのです。

症状を自覚した段階ではかなり病状は進行している可能性もあります。

だからこそ日ごろからのメンテナンスケア、健康意識のアンテナを張って生活することが大切だといえます。

毛細血管を健全に保つには毛細血管の血流を促進することが最も大切です。

身体の隅々まで血流を促す…

そうすればしっかり毛細血管が有効活用されて、加齢に伴う毛細血管の量と質の低下を最低限に抑えることが可能になります。

血流量が増えれば弱っている毛細血管も復活して機能が回復していきます。

そのためにできること

  1. 副交感神経を優位にして血管を拡張させる時間を作ること。結果的にストレスを緩和できます。逆も真で、ストレスを解放すれば副交感神経が働くようになりますので血管が開きます。
  2. 出来るだけ深い充足した睡眠を心掛ける。
  3. バランスの良い食事
  4. 適度な運動
  5. 気持ちが安らぐ入浴

当たり前ですが、当たり前のことを毎日習慣化して初めて健康が手に入ります。

習慣化…

これが大切で、して当たり前の生活ルーティーンです。

健康を害して初めて気が付く健康のありがたさ。

習慣化はその後悔を未然に防ぐ人間の知恵だと感じます。

できることの6番目にゆうき整体院のメンテナンスというのもアリです!

推拿気功は気と血のバランスを整え流れを促進しストレスを緩和させ副交感神経の働きを高めます。

是非、毎月のルーティーンに。。。

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